海南島南部 三亜(サンヤ)の子供たち
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海南省 CHINA
織機は腰機なのだが、椅子に腰掛けて織れるよう枠組みがあり工夫されている。竹筬は自分で作るそうだが結構うまく出来ている。織組織の文様部分は浮き織りや縫い取りによるもので、赤ちゃんの背負い布を織っていた。 |
江辺苗族の村から500m程歩いて、黎族の村へ移動。ほんの近くではあるが、お互い言葉は異なり通じない。広場には木綿の綿が干してあり、現在もなお紡がれているのかと期待はふくらむが、これらは布団綿なのだ 黎族の村は貧しく、土壁、草葺きの家で暮らす。 |
黎族独特の紡ぎ車があったが、使われなくなって久しいのだろうか。埃まみれの紡ぎ車を修理して、私たちのために実演してくれる。両足を自転車のペダルのように漕ぎ、車を回しカーディングもしていない木綿を器用に紡いでいく。 |