貴州省には苗族を初め、布依族、侗族、彝族、水族など49の少数民族が住み、多彩な文化を残す。中国は漢族と55の少数民族とに区分されています。

貴州省

凱里 1985年以来2度目の麻塘村訪問
黔東南けんとうなんミャオ族トン族自治州の
州都。
7割が少数民族 ミャオ族40%、トン族30
%、他プイ、ヤオ、チワン、スイ族等

貴州省は、「黔」と略称され、山岳丘陵地帯が
全土の97%を占める。
苗族を初め、布依族、侗族、彝族、水族など
49の少数民族が住み、多彩な文化を残す。
中国は漢族と55の少数民族とに区分される。


天龍屯堡
老漢族の村 
天龍屯堡てんりゅうとんほ
伝統茶をふるまってくれる
明時代の生活習慣を600年にわたり保っている
屯田兵の村。少数民族ではなく明時代の漢族の
着ていたもの。
省都である貴陽は「太陽を貴ぶ」と書くように
文字通り曇りがちで雨が多く、山がちな地形か
ら、土地は痩せ、交通は不便で住民の暮らしは
貧しく「天に三日の晴れ間なく、地に三里の平
地なく、民に三分の銭もなし。」という言葉が
あるほどでした。


施洞の姉妹飯節
ミャオ族の銀飾りは、非常に高価で、どの家庭
でも全て揃っているわけではなく、家宝として
母から娘へ受け継ぎながら、一つ一つ買い足し
ていく。
その細工も、村によって意匠が違い「鼓社節」
では水牛を、施同の「姉妹飯節」では鳳凰をあ
しらっている。
お祭の当日には、多くの露店で賑わい、周辺の
村々から銀装を見に纏った少女達がシャンシャ
ンと銀細工のこすれる音をさせながら集まり、
男達の太鼓の音に合わせて踊ります。 民家では
赤や青、黄色に染めたもち米(姉妹飯)やご馳
走、お酒が振る舞われる


台江県施洞鎮しどう ミャオ族の恋愛の祭
姉妹飯節とミャオ族とトン族の郷めぐり
村の娘達が結婚相手を探すために川辺でご飯を
作って祭をして賑やかに騒ぐと遠くの村から若
者達がやってくるようになった娘達は厚くもて
なし別れ際に自分のハンカチに餅米を包んでお
土産に渡した。
若者達はお返しとして「好きだ」と刺繍針と絹
糸を返し「嫌い」だと唐辛子を入れて返す。
このような故事が今も受け継がれている。


肇興の風雨橋
肇興ちょうこう
5つの鼓楼や風雨橋があるトン族の村
雨量の多いこの地方で長持ちをさせるため
橋の上に美しい瓦屋根の木造建築をかぶせ
た風雨橋はトン族の建物として有名。 
橋の内部両側は板の腰掛けとなっている。


龍勝棚田
龍勝ロンション
龍脊梯田りゅうせきていでん
龍勝各族自治県ミャオ、ヤオ、トン、チワン族
和平郷平安村 桂林北西90km
「カエルが跳ねると3枚の田んぼを跳ねる」
開墾は元代1271〜1368年に始まり現代の姿は
清代初期



迫力のある芭沙ミャオ族の歌と踊り

貴州省 姉妹飯節 
肇興の風雨橋など
写真集はここをクリックLinkIcon

1985年 凱里 麻塘村LinkIcon

六枝郊外 高興村 長角ミャオ族 子供たちによる歓迎の踊り